今年84歳になった私の伯母ですら使っているスマートウォッチなるもの。
かく言う私も、もう5年ほどスマートウォッチを使用している。
今使っているのは三代目、XiaomiのMi band 6、
その前の二代目はFitbit Charge3、
それより前の初代はFitbit alta。
もともとのきっかけは、若くして脳出血で倒れた友人が健康のためにFitbitを購入し、
それを見せてくれたことだった。
元来ガジェット好きな私は、次の日にはもうポチっていた。
私がスマートウォッチを使う主な目的は睡眠状態を知るため、である。
その他、歩数、消費カロリー、PAI(*)の数値も見ている。
PAI = Personal Activity Intelligence (パーソナル・アクティビティ・インテリジェンス)
スマートウォッチを使う前から、
体重、体脂肪、血圧
は毎朝測って記録していたので、
(10年くらいにはなるだろうか)
スマートウォッチが記録してくれるこれら数値はその延長線上であるとも言える。
(それから最近は基礎体温も加わった。)
これだけの数値を毎日毎日測って記録していた私が言えること、それは
数字を記録するだけでは、もろもろの症状は改善しない。
ということだ。
体重は微量ー…に増え続けているし
血圧も劇的に下がってはいない。総合的には高止まりだ。
じゃあ計測・記録したって意味ないじゃん。
……いや、意味はある。
ひとつ
毎日毎日意識下にその数値を刻んでいるので、意識はするようになる。
今自分の体重はどれほどか?血圧は?
睡眠状態は良好か?運動はできているか?
これらの結果を毎日数字で確認できるので、イヤでも意識する。
加えて私はゲーム好きのゲーム脳なので、
どこかの数値がちょっとでも改善の兆しを見せれば、
ゲームを攻略したようで嬉しい。
その効果で、睡眠状態は5年前よりかなり改善された。
ふたつ
自分の調子の良し悪しも「見える化」
調子が良いとき悪いとき、それが数値となって出てくるのもまた面白い。
長年の経験上、自分の身体の調子の良し悪しが最もわかりやすいのが
「血圧」
だ。
もともと高めなので、低い(標準値)ときは朝からむちゃくちゃ調子がいい。
身体が軽い。
逆にいつもより高いときはあからさまに身体が重い。
また、血圧と睡眠状態は結構リンクしていることも分かった。
質の良い睡眠をとれた次の日は血圧が低い。
ことが多い。
体重計も血圧測定器もスマートウォッチも全て安いものを使っているが
その数値の精度は実はあまり問題じゃない。
毎日同じ機器・同じ条件で測ることで変化が見え、
そのことで自分の身体の今の状態を知れる、ということが大事なのだ。
計測機器に求められるのは
精度 < 頑丈さ、長く使えること
である、というのが長年の結論だ。
投稿日:2023年2月4日
初出:2022年10月23日
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