前回、
で、キャプチャーボードに接続しつつ遅延のない音声を聞く方法について書いた。
これで遅延なし音声を「聞く」という件はクリアした。
だが、ただ「聞く」だけ。
音質、場合によっては音量も度外視せざるをえない。
もともと安価な液晶モニタを使っているのだが
(Mitsubishi Diamondcrysta RDT231WLM-D 13年使っている!)
こういったモニタの内蔵スピーカーはおまけ程度、らしい。
なにゆえ伝聞形なのかというと、
もともとこのモニタのスピーカーを使ったことが ほぼ なかったからだ。
現在このモニタには5つの機器をHDMI接続している。
- PC(サブモニタ)
- ニンテンドーSwitch
- PS3(ほぼ使っていないがたま~に使う)
- PS4
- キャプボのパススルー出力用
これをHDMIセレクタで切り替えて使っているのだが
それぞれ音声は別のスピーカーで聞いている。
(こんなに荒い使い方をしているのに13年保っているRDT231WLM-Dはスゴい。)
キャプボに繋ぐときはSwitchの別のドックに接続していた。
Switchはその形状上、これが一番ラクなんである。
もともと別の部屋でもテレビに繋ぐためにドックを2つ持っていたので、
それをキャプボ接続用に流用していたのだ。
結論から申し上げると、
安価なモニタ(内蔵スピーカーがお粗末なモニタ)にSwitchを接続するなら
音は別のスピーカーで聞いた方がいい。
理由1. 音量調節不能
これはどういった理由でそうなのか、イマイチはっきりとは分からないのだが
モニタの音量調節が効かない。
一応操作をすれば画面上の音量数値は上下するのだが
- 0% … 無音
- 1%~100% … 同じ音量にしか聞こえない
つまり、ON/OFFしかないような状況なのである。
(イヤホンジャックに繋いだケーブルの抵抗?という説もあり。
ケーブルを変えたらいけるのかも知れないが。)
さらにSwitchの場合、本体側で音量調節ができないので、
音量としては1択しかない。
この音量でうるさすぎる、または小さすぎる、と感じても我慢するしかない。
(ちなみにPS4は本体側で音量調節可能)
理由.2 異音、ノイズがある
異音
まずブーン、という異音が気になったのだが、これについては明確な解決法があった。
ビミョーに品番が違うRDT232WX(BK) [23インチ]のものなのだが、
私はこれで解決したので同じ原因だったと思われる。
映像モード→DV MODEを「静止画」→「動画」にし、ブライトネスを上げた。
音声の問題なのに映像の設定で直るなんて不思議だが、どうも
インバーター鳴き
という症状なのではないかと思われる。
何にせよちょっと面倒くさい。
ノイズ
モニタのイヤホンジャックから外部スピーカーに接続して鳴らしてみた。
これなら音量調節もできるし一石二鳥じゃん、と思ったが
上のインバーター鳴きとは別の
ザーッというホワイトノイズのようなものが常に乗っている。
これもケーブルの問題かも知れない。
解決方法もあるとは思うが、正直面倒くさい。
以上の理由により、おとなしく別のスピーカーで聞いた方がいい。
ちなみにSwitch(一台目のドック)は
USB-DACというものを接続してスピーカーで聞いているが、何の問題もない。
(Switch対応、と記載のあるものを買うことをおすすめする。)
HDMI延長コードを買って、一台目のドックにキャプボを繋ぐことにした。
投稿日:2023年4月25日
初出:2023年4月25日
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